BMWのキャッチコピー【駆け抜ける歓び】

BMWのキャッチコピー【駆け抜ける歓び】

【駆けぬける歓び】ドイツ語では 【Freude am Fahren】BMWのキャッチコピーです。BMW派かメルセデス派か?といった好みの話題がでたりしますが、イメージでいうと芸能人やプロ野球選手が乗るのはメルセデスのイメージです。実際のところもメルセデスSクラスは芸能人やプロ野球選手は多く乗っているようです。勝手なライター女子の意見を言わせていただくと、メルセデスはちょっと年齢を召した感じの人が乗りBMWの方が年を召していても、気分はまだまだみたいな人が乗っている。そんなイーメージがあります。勝手なイメージなので、そんなことはないっ!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、メルセデスでもGクラスはまた存在感が違うので年齢を召した方が乗っているイメージにはGクラスは含まれません。やはりSクラスは特にそんな気がします。実際に若い方がSクラスに乗っている場合は「お金持ちってことをアピールしたいのかな。」と見てしまうから、本当に不思議です。

これがBMW7シリーズに若い人が乗っていると、「お金持ちなんだね~」と思い特にそれ以上のことは思いません。またまた勝手な比較イメージですが、いわゆる高収入だといわれれる専門職の医者と弁護士を例えにして出すと、メルセデスは医者でBMWは弁護士というイメージです。

さらに意地悪的なコメントを入れるなら、医者は白衣の中は何を着ても分からないからどんな服でも大丈夫=ダサいのが多い。弁護士は基本がスーツで休日はカジュアルと、洋服を上手に使い分けているというイメージ=ある程度のオシャレをしている。そこで車選びも、オラオラ感が漂うメルセデスを医者は選び、スーツでもデニムでも似合うBMWを弁護士は選ぶ。と勝手な解釈をしてしまいます。メルセデスのオーナーの方には、申し訳ないと思ってしまいますが、メルセデスは田舎のおっさんが「おれの車はベンツだから!」みたいな感じで、ベンツベンツと鼻息あらく乗ってるイメージが先行してしまいます。007のジェームス・ボンドが乗るのはアストンマーチンですが、BMWも007シリーズにちょくちょく出ているイメージがあるので、メルセデスよりもよりスタイリッシュなイメージがあるのかもしれないですね。

BMW

ドイツのバイエルン州ミュンヘンが拠点のBMWなだけに、BMWの白と青のエンブレムは、合いバイエルンうヴィッテルスバッハ家の紋章に期限を持っている旧バイエルン王国で、現在のバイエルン州旗にちなむエンブレムです。ヴィッテルスバッハ家の紋章の中将に白と青のエンブレムが入っています。BMWといえば【駆けぬける歓び】が企業スローガンですが、BMWブランドのこだわりはフロントエンジン・リアドライス方式(FR)の後輪駆動、またはFRベースの4WDがこだわりで、BMWブランドでは前輪駆動(FF)車はありません。また直列6気筒へこだわりもBMWならではです。

他社自動車メーカーが、スペースだったり重量の上で有利になっているV型6気筒へ転換を進めている中で、BMWはあえて直列6気筒の振動特性やフィーリングにこだわっています。スペースにエンジンの軽量化を犠牲にしてまでも、BMW社製の直列6気筒エンジンを搭載し続けています。これか「シルキーシックス」と呼ばれているエンジン類の俗称です。「シルキーシックス」という長いエンジンを収納するために、小型の車種ではボンネットは車長に対して長めになっています。そしてこの長めのボンネットが、BMWのデザインのポイントにもなっています。

BMWのデザイン

BMWのデザインで特徴的になっているのは独自のヘッドランプを持っているフロントデザインです。丸形四灯式(二灯式と補助灯)のヘッドランプと。キドニーグリルと呼ばれている独自の芸上をしています。このキドニーグリルというのは、2つ並んでいるラジエーター・グリルが腎臓(キドニー:kidney)のように見えることからキドニーグリルとネーミングされました。キドニーグリルが採用されたのは、1933年のジュネーブ・ショーで発表されたBMW303で初採用が一番最初のキドニーグリルです。このBMW303は、BMW初となるオリジナル車です。この303で発表されたキドニーグリルは、BMWデザインを象徴する要素のひとつになりました。イタリアのイソというかつて存在した自動車メーカーがありますが、BMWが生産したBMW・イセッタは特に有名でイセッタと、イセッタの派生車600と空冷フラットツイン リアエンジンの700、BMW 325(1937年~1940年)を除いた全てのモデルで、キドニーグリルがつかわれています。

クリス・バングル

1992年から2009年までデザイン部門に在籍したデザイナーの存在抜きにして、近年のBMWを語ることはできないでしょう。BMWのデザイン部門に在籍してデザイン部門でチーフを務めたクリス・バングルです。彼はドイツを代表する自動車メーカーのBMWで、アメリカ人として初となるチーフデザイナーに就任しました。彼のデザインは『メルセデスの刺客』と保守的なデザインを好むユーザーから言われたほど、先進的なデザインを発表しました。

1990年代の中頃から後半にかけて登場したBMWのオープンカーZ3に、4代目の5シリーズ、4代目3シリーズ(E46)、そして初代X5シリーズでは、今までのBMWの路線を踏襲したデザインの比較的マイルドなデザインでしたが、フォーマルデザインの4代目7シリーズを2000年代に発表しましたが、なんといってもBMWのフラッグシップモデルの7シリーズがあまりに先進的なデザインだっため、咲前述の「クリス・バングルは、BMWを潰すためにメルセデスが送り込んだ刺客だ。」といった批判が、保守的なデザインを好んでいるユーザーから数多く寄せられました。

ところが、クリス・バングルはそんな言葉など知らぬ存ぜぬとばかりに、オープンカーZ4、2代目6シリーズ、5代目5シリーズ、5代目3シリーズと、次々に先進的なデザイン路線を推し進めていきました。海外で活躍する日本人カーデザイナーはそんなに沢山いませんが、BMWのデザイン部門に在籍して、エクステリア・クリエイティブディレクターとして活躍している永島譲二さんなど、BMWのデザイン部門にはカーデザイナーはクリス・バングル氏だけではありません。クリス・バングル氏がデザインの最終決定件をチーフデザイナーとして持っていました。

結果的にクリス・バングル氏が推し進めていった先進的なデザインは、商業的に大成功となりBMWの販売台数が増加しました。クリス・バングル氏のカーデザインは賛否両論がありましたが、間違いなくクリス・バングル氏の評価を高めることになり、まさに彼の先進的デザインは他のメーカーに大きな影響を与えることになりました。

BMWのバイク

車ほどではありませんが、BMWのバイクもちょこちょこ見かけます。BMWのバイクのオーナーは年齢層もある程度高めで、ピッカピカに磨け上げた輝きを放っています。ものすごく大事にしているんだな~と感じる程磨き上げられているので、BMWバイク愛を感じます。バイクの生産が開始されたのは、第一次世界大戦後にオートバイ用エンジンの生産を始めて、それから続いてオートバイ自体の生産を開始しています。

BMW社のオートバイブランドは、「BMWモトラッド」です。ドイツ語読みをしようとすると、モトアラートやモトラートになります。オートバイブランドは、「ヘリオス」と「フリンク」が失敗した後に、最初の成功作R32の生産が1923年に始まりました。R32は空冷の「ボクサーツイン」という水平対向2気筒エンジンを搭載していて、縦置きエンジン配置によって各シリンダーは車体の左右に突出しています。単気筒モデルは別として、BMWのオートバイは1980年代前半まで、この特有の「ボクサーツイン」というレイアウトだけが使われていました。現在でも多くのモデルが空冷ボクサーツインを搭載していて、これらは「Rシリーズ」や「HPシリーズ」として生産されています。

サイドカー付きのR75が生産されたのは、第二次世界大戦の間のことです。ユニークなデザインを特徴になっているR75はドイツのオートバイメーカー(今はない)ツェンダップ・KS750のコピーになっていて、サイドカーも動力で駆動しました。固定式ディファレンシャルで結合されていて、オフロードでも容易に走行することができました。第二次世界大戦中で同じ様に多用された車両はアメリカ軍のジープです。

1982年にはKシリーズの生産が始まりました。このKシリーズは水冷の直列エンジン(3気筒または4気筒)を横向き縦置き(左右方向の水平シリンダーが前後に並ぶ)に搭載していて、シャフトドライブで駆動しました。Kシリーズの生産開始から間もなく、チェーンドライブのFシリーズとGシリーズの生産が始まりましたが、これらのシリーズには単気筒ないし直列2気筒のロータックスエンジンが横置き搭載されました。

1990年代の初めに、BMWは空冷ボクサーエンジンを改訂しています。そして登場したのが「オイルヘッド」として知られるようになる、SOHC4バルブエンジンです。2002年にオイルヘッドエンジンには1気筒に2本のプラグが取り付けられるようになりました。2004年にはバランサーシャフトが内蔵されたことで、排気量も増加して1,170ccとなり、100 hp (75 kW)に強化されてR1200GSに搭載されました。ちなみにこれは前作のR1150GSの85 hp (63 kW)に比べると、15馬力の増加となりました。よりパワフルなオイルヘッドエンジンはR1100SとR1200Sに搭載されていて、それぞれ98 hp (73 kW)、122 hp (91 kW)を発揮します。

バイクのABSとサスペンション

BMWのバイクには、1980年代の後半からABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が導入されています。そして2006年以降のオートバイでは横滑り防止装置も導入されています。

2004年に発表された新型のK1200Sには、ウィリアムズF1チームと共に開発した167 hp (125 kW)を発揮する新型エンジンを横置きで搭載されていて、前のモデルよりも軽量化されています。電子的に調整可能な前後サスペンション、「デュオレバー」と呼ばれる新型フロントフォークという革新的技術もK1200Sには導入されています。

オートバイの中ではBMWはオートバイ用サスペンションでの革新者といわれています。BMWがいち早く採用したテレスコピック式のフロントサスペンションは、現在では他のほとんどといっても良いほど、他社オートバイメーカーも採用しているほどです。BMWでは1955年から採用しているのはアールズフォークです。アールズフォークはリーディングリンク式の一種になっていて、アンダーブラケットで固定された部分のやや下から後方へと大きく屈曲したフォークの下端にリンクアームが支持されていて、その先端に車軸が固定されています。リンクアームのピボット部は前輪外周よりも後方にあって、左右のリンクアームは固定されています。スプリングとダンパーはアッパーブリッジとアンダーブラケットの延長上に、フォークの屈曲部と車軸を結ぶ形で配置されています。このアールズフォークを採用したのは、1969年までになっていて、近代的なBMWの車種になると、リアスイングアームは片持ち式になっています。いくつかのBMWの車種では、1990年代の初めから「テレレバー」と呼ばれるフロントフォークを採用していますが、このフロントフォークはアールズフォークに似ていますが、制動の際にノーズダイブを劇的に抑制するのが大きな特徴になっています。

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